2026/03/30 12:32


・藍霞(あいがすみ)


夜の山あいに、そっと降りる薄い靄。

その奥で静かにまたたく星々。


深い藍に霞が溶け込んだような、やわらかく静かな色合いです。

耳を澄ませば、星の瞬きが聞こえてきそうな、、そんな静けさを、この色に閉じ込めました。


・焦霞(こがれがすみ)


秋の山の奥深く。朽ちた葉や、燃え残る焚き火の煙。


くすんだ茶に、かすかな緑や黒が霞のように混ざり合う色。

「焦がれる」という言葉にも重なる、過ぎゆく季節の余韻とあたたかさ。


その感覚を、この器の色に重ねています。



・金霞(きんがすみ)


夕暮れ、山の端にとろける金色の光。

すべてを包み込むように、ゆるやかに沈む太陽。


その一瞬にだけ現れる、やわらかな金の霞を釉薬で表現しました。

金属のようなきらめきの奥に、あたたかさと静けさを感じる色です。



・霞石(かすみいし)


朝の霧に包まれた、静かな山の空気。


石のように凛としながらも、どこかやわらかく、すっと心に馴染む白。

山間で見た霧の朝と、手にした淡く曇った石の質感から着想を得ています。


静けさ、余白、そして透明な呼吸感をこの色に込めました。


・白灯(はくとう)



静けさの中に、ふわりとともる小さな灯り。


「白灯」という名前には、やさしく周囲を照らす白い光のように、そっと心をあたためてくれる器であってほしい——そんな願いを込めました。


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それぞれの名前には、

そのうつわを手に取る人が、ふと自然を思い出したり、心の風景を重ねられるように

という願いを込めています。


どうぞ、EMUIの色たちをお楽しみください。